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セラミドとは?すべてが分かる教科書

注目の保湿成分セラミドとは

健康なお肌のための鍵を握る美容成分 セラミドは、私たちの肌の角層(角質層)に存在する美肌成分です。角質細胞同士を繋いで肌のバリア機能を構成する役割があり、潤いを保持して刺激からお肌を守る働きをする重要な成分なのです。

通常な肌状態

お肌に存在するセラミドの種類

私たちの肌に存在するセラミドは、その働きによって大まかに7つの種類に分類することができます。では、その種類と働きについて、ご紹介していきましょう。

セラミドの種類 セラミドの働き
セラミド1 紫外線などの外部刺激から肌を守り、水分を保持します。
セラミド2 皮膚の保湿力が高い特徴があり、毛髪に多く存在します。
セラミド3 水分を保持して、小じわの発生を抑制し改善します。
セラミド4 正常な角質層を維持する働きがあり、外部刺激からお肌を守ります。
セラミド5 正常な角質層を維持する働きがあり、外部刺激からお肌を守ります。
セラミド6 お肌のターンオーバーを正常に保ち、水分保持・小じわの改善をします。
セラミド7 角質層など、肌の様々なバランスを整えます。

同じ働きを持つセラミド4と5ですが、美容面での需要があまりなく、商品への配合は少なめです。4は生成が難しく現在製品化はされておらず、5は肌や髪のコンディショニング剤に使われています。

どのセラミドが重要?

私たちの肌において重要な役割を果たしている7種類のセラミドの中でも、特に重要とされているのが、セラミド1、2、3です。

セラミド1は肌のバリア機能をキープする働きが強く、外部刺激からお肌を守るとともに角質層の水分蒸発を制御する効果を持っています。セラミド2は、7種類の中でも保湿効果がもっとも高いとされていて、乾燥の改善・バリア機能の向上にも効果を発揮します。セラミド3は、セラミド2と同様に保湿効果が高いことから、多くの化粧品に配合されています。シワやほうれい線を軽減させる作用があるとされています。
3種類とも高い保湿力を誇り、バリア機能の向上作用も高いため、多くの化粧品に採用されているのです。

化粧品に含まれるセラミドの種類

肌の保湿ケアで人気なのが、セラミド配合のスキンケア化粧品です。そんな化粧品に含まれるセラミドは、「動物性セラミド」「植物性セラミド」「ヒト型セラミド」「疑似セラミド」の4種類です。

「動物性セラミド」と「植物性セラミド」は動物や植物から抽出される天然由来のセラミド成分で、「ヒト型セラミド」「疑似セラミド」は化学合成によって生成されたセラミド成分と、原料で大きく2つに分けることができます。

セラミド種類

サプリメントに含まれるセラミドの種類

セラミド不足を補うために、身体の内側からのアプローチも注目され、セラミド配合のサプリメントも多く開発されています。サプリメントは健康補助食品ですから、配合されるセラミドも食品から抽出されたものが大半を占めています。美肌効果の高いパイナップル由来のものや、セラミドの含有量が豊富なこんにゃく由来のものが多く、その他にも米ぬかや米胚芽から抽出された米由来のセラミドも、サプリメントの成分として採用されています。

天然セラミド

天然セラミドは動物性セラミドとも言われ、馬など動物の脳や脊髄から抽出されものを指します。動物由来のセラミド成分ですから、人間の角質層にあるセラミド(細胞間脂質)と近く、保湿力に優れていることが特徴として挙げられます。

そのため、特に敏感肌やアトピー性皮膚炎の人の保湿に適していて、バリア機能の改善・肌荒れの改善に効果を発揮します。化粧品の成分表示では、「ビオセラミド」「セレブロシド」「ウマスフィンゴ脂質」などの成分名で表記されています。

天然セラミドの詳細はこちら

植物性セラミド

植物性セラミドとは、植物から抽出されたセラミド成分のことを指します。原料としては、大豆や米、トウモロコシ、こんにゃく芋、または小麦胚芽油、米ぬか、米胚芽油なども挙げられます。変わったところではサクラなどの植物からも、抽出することが可能です。

植物性セラミドは肌への浸透力が高く、お肌に対して刺激が少なく優しいことが特徴としてあげられます。化粧品の成分表示では、「コメヌカスフィンゴ糖脂質」「植物性セラミド」と表記されることが多くなっています。

植物性セラミドの詳細はこちら

ヒト型セラミド

ヒト型セラミドはバイオセラミドとも言われ、酵母を利用して生成される合成由来のセラミドになります。このセラミド成分が「ヒト型」と呼ばれるのは、もともと肌にあるセラミドとほぼ同じ化学構造を持っていることが理由です。

そのため、肌への親和性が高く、角質層にある細胞間脂質のラメラ構造を形成するのに、とても有用であるという特徴を持っています。化粧品の成分表示には、「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」といったように表記されています。

ヒト型セラミドの詳細はこちら

合成セラミド

合成セラミドは疑似セラミドとも言われ、石油原料から化学合成されたセラミドに似た成分です。安価で大量生産が可能であるという特徴があり、そのため多くの化粧品に採用されています。

しかし効果に関しては、天然セラミドなど他のものに比べて、あまり高くないという側面も持ち合わせています。化粧品の成分表示には、セラミドとは表記できませんので「ヘテサデシロキシPGヒドロキセチルヘキサデカナミド」などの名前で、表記されています。

合成セラミドの詳細はこちら

セラミドはどこに存在している?

角質層内にあるセラミドの働きaction

私たちの肌は何層かに分かれていて、その一番上にあるのが「角質層」です。角質層は角質細胞とそれを繋ぐ細胞間脂質とで構成されていて、肌細胞の水分保持や外部刺激から肌を守る、お肌のバリア機能を果たしています。

角質層内

健康な角質層は、水分と油分がバランス良く重なり合った(ラメラ構造)細胞間脂質が、角質細胞を支えています。この細胞間脂質の50%を占めるのが「セラミド」です。つまり、セラミドの不足は、角質層の健康に大きく影響するのです。

ラメラ構造

セラミドは肌に元々ある成分component

セラミドは、もともと私たちの肌にある成分です。ですので、その生成も肌のターンオーバーによって促されています。加齢などでこの肌の代謝が遅くなっている人は、セラミドが不足がちとなりますので、スキンケアなどでの補給がおススメとなります。

セラミドが不足するとどうなるの・・・?shortage

角質細胞を繋ぐ細胞間脂質(セラミド)が不足すると細胞間に隙間が生まれ、そこから水分の蒸発や紫外線などといった外部刺激の侵入がなされてしまいます。そのため、お肌の乾燥がすすみカサカサな状態になったり、肌の赤みや痒みといったアレルギー反応を引き起こすような肌トラブルを招いてしまうのです。

セラミドが不足する原因とはcause

原因1

生活習慣が乱れるとセラミドも減少 私たちの肌は常に再生する代謝(ターンオーバー)を繰り返していて、新しい肌細胞を生み出しています。もちろん角質層にあるセラミドも、その過程で生成されます。ですので、寝不足やストレス、食生活の乱れなど生活習慣が悪化すると、ターンオーバーの周期が乱れ、セラミドの生産量も減ってしまい、不足してしまうのです。

原因2

加齢による代謝機能の低下 私たちの身体は、古くなった細胞を排出し新しい細胞を作り出す代謝機能が備わっています。もちろん肌が生まれ変わるターンオーバーも代謝の一つ。しかし、代謝機能は年齢を重ねるごとに低下する傾向にあり、古い細胞と新しい細胞の交代がスムーズにいきづらくなってしまうのが現状です。つまり、加齢がセラミド不足に大きく関わっているのです。

原因3

アレルギー体質など先定性疾患 アレルギー体質など、原因は不明ですが、もともと体内にセラミドが少ない状態の方もいらっしゃいます。そういった方の皮膚は、非常に敏感で外部刺激に対してとても弱く、アトピー性皮膚炎などを抱えている方も少なくありません。症状の改善のためにも、スキンケアとサプリで、外と内からのセラミド補給が必要なタイプと言えます。

セラミドと食べ物の関係とは

私たちが普段食べている食べ物にも、実はセラミドが含まれています。毎日の食事からセラミドを上手に摂取することができれば、カサカサお肌や肌荒れに悩んでいる方の症状を改善できるかもしれません。そのためには、セラミドが多く含まれている、もしくは逆に減らしてしまう食べ物の知識を深めることが大切です。また、何気ない生活習慣がセラミド不足を招く原因になっている可能性があります。食生活と生活習慣を見直して、うるおい肌を手に入れましょう。

天然セラミド配合化粧品の選び方

肌のバリア機能を向上させるためにセラミドを補ってあげたい角質層は、私たちの肌表面にあります。そのため、セラミドを手っ取り早く補給するのに、化粧水などのセラミド化粧品で外側からケアするのは有効なのです。

良い化粧品を選ぶポイントは、「セラミドの配合量」と「テクスチャー」です。天然セラミドは高価なため、配合量が多いとそれなりのお値段となってしまいますが、少ないと効果があまり得られないため、出来るだけ配合量の多いものを選びましょう。

また、セラミドは水性成分ではないため、乳液状のテクスチャーのものが多くなっています。サラッとしたテクスチャーのものは、配合量が極めて少ないか、界面活性剤が多く使われている可能性があるので注意してください。