セラミドTOP » セラミドと一緒にとりたい、相乗効果が狙える成分とは?

セラミドと一緒に摂りたい相乗効果が狙える成分

セラミドを摂取する時に覚えておきたいのが、相乗効果を発揮させる成分についてです。具体的にどんな成分が、セラミドの効果をより高めてくれるのでしょうか?手軽に取り入れられる方法と合わせて紹介します。

 

セラミドだけで保湿はできる?

セラミドは肌の保湿に効果がある成分として有名です。セラミドは表皮の角質層に存在している細胞間脂質の一部です。細胞間脂質は水分を逃がさないように働くのですが、セラミドは水分を保持する力が高く、これが保湿力につながっています。また、セラミドがある角質層は表皮の一番外側にあります。そのため、肌に塗ることで保湿効果を得ることが可能なのもセラミドの特徴です。

そのほか、セラミドは肌のバリア機能にも関係しています。肌の表皮に潤いがあることで外部からの刺激があっても肌を正常に保つことができるのですが、肌が乾燥してしまうとバリア機能が低下し炎症や敏感肌などの肌トラブルにつながってしまうのです。そのため、セラミドで保湿をすることは大切だといえるでしょう。セラミドは皮膚に塗ってから高い持続力がある成分のため、セラミドだけでもある程度の保湿は可能です。しかし、コラーゲンやヒアルロン酸などの成分もあわせて摂ることでより効果を高めることができます。

セラミドの種類によって働きは変わる

セラミドは細胞間脂質を埋めている成分で、基本的には水分保持機能を持っているものです。しかし、セラミドには複数の種類があり、それぞれ以下のように少しずつ働きが違っています。

•セラミド1(水分保持機能、バリア機能)
•セラミド2(最も多いセラミド、高い水分保持機能)
•セラミド3(水分保持機能、シワを改善する働き)
•セラミド4(角質の脂質バリア層を作る働き)
•セラミド5(水分保持機能、ターンオーバーの改善、シワを改善する働き)
•セラミド6(水分保持機能、ターンオーバーの促進、シワを改善する働き)
•セラミド7(細胞の増殖分化のコントロール、皮膚にある筋のバランス調整)

また、セラミドの水分保持機能は、他の保湿成分とは違った作用で行われており、他成分よりも高い保湿力を持っています。セラミドが水分保持する仕組みは、水分を層の間に挟み込むというもので、ヒアルロン酸やエラスチンなどの保湿成分は水分を抱え込むタイプです。そのほか、水分を吸着するタイプなどもあります。抱え込むタイプや吸着するタイプは、セラミドよりも保水力が弱いものです。セラミドの保湿力は基本的に、皮膚に塗布してから2~24時間持つと考えられています。

合わせて摂りたい成分

セラミドと合わせて摂りたい成分として、コラーゲンとヒアルロン酸があげられます。2つとも肌の真皮層に位置する成分で、潤いを保つために不可欠です。セラミドが角質層でバリア機能を発揮してくれるのに対して、コラーゲンとヒアルロン酸は真皮層で潤いを保ってくれます。一緒に摂取することによって、相乗効果を発揮します。

ヒアルロン酸の効果

ヒアルロン酸は、コラーゲンと同じ真皮層にあり、網の目状になったコラーゲンやエラスチンのすき間を埋めるのに役立っています。コラーゲンは年齢や生活習慣などによって減少してきますから、ヒアルロン酸によってスカスカなところを埋めることが大切です。非常に高い保水力を持っているヒアルロン酸は、少量でもうるうるの肌にしてくれます。

コラーゲンの効果

コラーゲンはタンパク質の一種で、体の大きな要素を占めています。真皮層に位置し、コラーゲンがどんどん新しく生み出されることによって、肌のハリが保たれているのです。ただし、加齢などによって減少する成分ですから、少なくなってくるとシワやたるみの原因となります。

セラミドとヒアルロン酸・コラーゲンでは保湿する対象は異なる

セラミドもヒアルロン酸やコラーゲンなどは、どれも肌を保湿するための成分として知られていますが、それぞれに保湿する対象は違っています。ヒアルロン酸とコラーゲン、セラミドは、そもそもの機能が違うため、合わせて取り入れることが大切です。

セラミドは細胞間脂質で層を作り、水分を挟み込んで潤いをキープする働きがあります。一方、ヒアルロン酸やコラーゲンは、角質細胞内の水分を保ちます。アミノ酸もヒアルロン酸などと同様に、細胞内で水分を保持する働きがある成分です。ただし、ヒアルロン酸やコラーゲンは角質細胞内にあるとはいわれているものの、分子量が大きいものはスキンケアで角質細胞の中まで取り込まれることは難しくなっています。そのため、化粧品で分子量の大きいヒアルロン酸やコラーゲンを取り入れる場合には、細胞間を埋める役割として使うほうが良いでしょう。

保湿成分と呼ばれているスキンケア成分の働きは一様ではなく、それぞれに細胞間脂質や角質細胞内など異なった部分で保湿効果を発揮しています。そのため、保湿効果が高いセラミドも、ヒアルロン酸やコラーゲン、アミノ酸などの保湿成分と合わせて取り入れたほうが肌の潤いを守りやすくなるのです。

手軽に取り入れる方法

セラミドもヒアルロン酸も、加齢などによって減少してくる成分です。肌トラブルが気になったら、セラミドとヒアルロン酸を同時に摂取するよう、心がけてみると良いでしょう。ヒアルロン酸を補うことで真皮層の保水力を高め、コラーゲンの不足から起こる肌トラブルにも対処することができます。そのうえで、肌のバリア機能と保湿を兼ねて、セラミドを補給するようにしましょう。

手軽にセラミドとヒアルロン酸を同時摂取するには、セラミドにヒアルロン酸が配合されている化粧品を選ぶのがおすすめ。セラミドにもいろいろな種類がありますから、自分の肌に合ったタイプを見つけることが肝心です。 ヒアルロン酸入りのセラミドコスメは便利でおすすめですが、セラミドがナノ化されているかどうかにも注目してみる価値があります。表皮層にあるセラミドですが、やはりナノ化されているほうが肌に浸透しやすいのです